サークル ReplyStudio オリジナル曲37曲目です。
平成を振り返りながら
令和は平和な世だといいねとか
色々あっても日本はやっぱり素敵だよねとか
そんな曲です。
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もうすぐ平成が終わり、令和が始まりますね。
世界は何かと騒がしく、日本の周辺でも激動の予感を感じたりもしますが、言うべきことは言い、やるべきことはやりつつも、平和を祈り、実践することにかけては世界のリーダーで有り続けたい、そんな矛盾する難しい願いを祈る気持ちでこの曲を書きました。
音楽的には聞いたとおりですが「和」です。
和を感じさせるアレンジは、「さくら」とか「かえで」でもやりましたが、この時は楽器はシンセだったり3ピースだったりで、フレーズやコード進行で和風にしていましたが、今回は和楽器でアレンジを初めてやってみました。
いつもは未経験のアレンジをするときは、使う楽器を研究し、その構造からくる使えるフレーズや音域からはみ出さないように意識していますが、今回は楽器の構造なんかを一通り調べた後、あえてスケールの制限などは無視してアレンジしました。
「和」に寄りすぎてしまうと自分の求める表現にならないと思ったからです。
私はいろんなジャンルをつまみ食いしていますが、ルーツはやっぱり日本のポップスが元気だった頃のそれなんですよね。
なので、色々なジャンルに寄せつつ、「ポップじゃなくならないように」は常に気を付けています。
本物っぽ過ぎると、良くも悪くも聴きづらくなるので。
この辺は先日紹介した「蝶々結び」のナナミPさんの影響も少し。
同人アルバムを制作するにあたり、音楽的なジャンルやコンセプトをもう少し狭くした方が受けが良いのかもしれませんが、同じジャンル続くと飽きるんですよねw
アレンジ未経験のジャンルの代表曲をたくさん聞いてアナライズするのが楽しいです。
そして、それを受けて自分の作品を「っぽく」するのに試行錯誤するのが楽しいです。
バンドで音楽をやっていた時代は、「理論がなんだ!センスが全てだぜ」とか意味不明なことを宣って全然理論の勉強をしていませんでしたが、ここ数年はコード、スケール、対位法などを体系的には勉強しています。
その中で、対位法的な表現の実践として、このようなメロディになりました。
動画ですが、基本的に「映像で振り返る 平成の歴史 COSMO」をお借りして平成を振り返りつつ、桜ミクさんに舞ってもらいました。
間奏は、テーマに合わせて桜や日本庭園、お城の実写風景に合わせたマッチムーブです。
今回、ボーカル2パートが独立して動くため、桜ミクさんに双子で登場してもらいましたが、MMDBridgeを使用したobj連番出力によるMMDモデル & モーションのAfterEffects(Element 3D)連携で紹介しているobjシーケンスによる編集はもうキツイと感じました。
とりあえず2体も使うともうAE上で動画で動きを確認するのはほぼ不可能です。重くて。
あとプロジェクトフォルダが1TBを超えましたw
いくらストレージがあっても足りません。
といった限界をまさに感じた時に、CINEMA 4Dの年に1日だけのセールが告知されました。何年も後ろ髪引かれながら価格にビビッて見送ってきましたが、今年はもう我慢できないかもしれません…
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令和に続く平和の祈り
春はあけぼのが
良しと言ひたれど
大和の四季のあけぼのに
麗しきところなり
桜舞う 風の匂いに 寄せられて
思い出すのは 母の食卓
誰も傷つかず
誰も傷つけず
大和の誇りに喜びに
麗しきところなり
平成の 代の終わりの音 聞こえるは
令和に続く 平和の祈り
平成に天災に見舞はれし人は
令和に幸福の雨降り注がむ
父と母と友の幸せを祈りつつ
万歳に次の世を迎へむ