2018年9月24日月曜日

【旅行記】有馬温泉

旅行というほどでもないのですが、劇場版 若おかみは小学生!があまりにも良かったので、舞台の温泉街のモデルと言われている有馬温泉に日帰りですが行ってきました。
拠点にしたのは有馬グランドホテル、昼前に到着、まずゆっくりとグランドホテルの温泉を堪能し、有馬本街道(湯本坂)を初めとした有馬の温泉街を食べ歩きしながら長めの散歩で汗をかき、金の湯で汗を流して、有馬グランドホテルの和食レストラン「和楽」でコースをいただく、日帰りでしたが、とっても充実した小旅行でした。


金の湯にパトカーが来ており、騒然としておりました。この2時間後ぐらいに、散歩が終わった私たちは金の湯に入ったんですが、現場検証がまだ続いており、警察官の方と従業員の方が話をしながら、状況を再現して撮影をしていました。
何があったのかはよく分かりませんでしたが、誰か捕まっていたようです。


劇場版 若おかみは小学生!の劇中でも花の湯温泉街を駆け回るシーンがありますが、そのモデルとなったのはこの有馬本街道(湯本坂)っぽいですね。
ちなみに、春の屋のモデルは有馬温泉にある旅館ではなく、京都の美山荘という旅館です。こちらも興味を持ったので、泊まってみたいなと思って調べてみたのですが、超高級旅館のようで、ちょっとした興味本位でパッと泊まるにはハードルが高いお値段…
何かの記念日とかにまた検討しようかな。



有馬グランドホテルの和食レストラン「和楽」でいただいた天ぷらのコース。
天ぷらがとっても上品な味でした。
良い天ぷらの例に漏れず、お塩が2種類用意されていて、どちらも美味しかったのですが、つゆがまた、あっさりしているのにダシがしっかりと効いていて、塩に負けず劣らずの味わい。書いていたらまた食べたくなってきた…


サービスも行き届いていて、とっても快適でした。
中でも、温泉街から徒歩でホテルに戻っていた時、有馬温泉は坂が多いので、結構な運動になるんですよね。
で、やっとホテルの前の最後の坂を上っている時に、ホテルのシャトルバスが温泉街から戻ってきました。そしたら私たちを見て、バスの運転手さんが止めてくれて、乗せてくれたんですよね。ちょっとした心づかいなんですが、「おもてなし」を感じた瞬間でした。
今度は泊まりで来たいですね。

2018年9月21日金曜日

(ネタバレ無し)【映画レビュー】若おかみは小学生!

若おかみは小学生!
見に行ってきました。
TVアニメは「とりあえず1話」枠で、全然期待していなかったのに、どんどん面白くなっていったので、映画も超楽しみにしていました。
トレーラー見ただけで泣きそうになるので、ハンカチを持って行きましたが、持って行って良かった…
もう、本当に切なくて涙が止まらず、でも楽しくて、決して見た後に悲しくなったりせず、とっても、とっても良い作品でした。
TVアニメ版は、原作が全20巻と長いこともあって、ヒロインおっこの悲劇は、時にそれに触れるエピソードがあったりするけど、基本的に元気に、やんちゃに日常を生き、ゆるやかに成長していくおっこを描いています。
一方で、90分の映画として再構成された劇場版です。原作のエピソード、キャラクターの設定や印象が少し変わっているのですが、それが尺のためのそれではなく、両親への愛情、感謝、そして…という(きっと)劇場版のテーマに筋を通すための改変だったので、TVアニメ版を見ている私にも違和感なく見ることができました。
映像は、さすが劇場版、一つ一つの動きが気持ち良く、特に要所要所で見せるおっこの様々な表情、しぐさがとっても素敵で、キャストの小林星蘭さんの素晴らしい演技と相まって、この世界に引き込まれていきました。
正直、アニメの劇場版を見たときにしばしば感じる、声優本業の方とそれ以外の方の役のギャップは本作でも感じたんですが、おっこは中の人が声優本業の方じゃないということを最近まで気づいていませんでした。
すごいや、この子。
劇場は地元のイオンシネマ、公開初日ですが、平日の夕方の回ということもあって、お客さんは4組ぐらいで、正直少ないなぁと感じました。
このアニメ、子供向けのマーケティングになっているのが超もったいない!
むしろ、ちょっとだけ疲れている大人にこそ見てほしい。ジブリみたいに全年齢推し感をもっと出せば良かったのにとは思いましたが、児童文学原作だから、それも難しいのかな…
これから口コミで良さが広がって、一人でも多くの疲れた現代人を癒してくれたらいいな。

2018年9月18日火曜日

(ネタバレ無し)【映画レビュー】ペンギン・ハイウェイ

映画「ペンギン・ハイウェイ」を見に行ってきました。

2時間とアニメ映画にしては長い作品でしたが、飽きずに楽しめました。
アオヤマ君、お姉さん、ハマモトさんを初めとするメインキャストの面々の心情とキャラクターが丁寧に描かれていて、楽しくなったり、切なくなったり、プンプンしたり、感情移入できて良かったです。

その一方で、物語の核となるエピソードは、ちょっと描写が足りないというか、強引というか、細けえことは良いんだよ、的な。
エピソードの起承転結をまとまり良く繋げるためには因果関係の説得力が必要で、それはSFとかファンタジーであっても変わらないんですよね。
「不思議な世界の出来事だから」で許され、何となく納得できる事、そうでない事は明確に存在し、その辺のさじ加減が視聴者とかい離すると、「何だかよく分からない話だなぁ」という印象が出るし、没入感が削がれるんです。
クライマックスは、「なぜそうなったか」がほとんど語られないまま怒涛の展開を見せ、見事に置いて行かれました…

キャラクターは魅力があっただけに、ちょっともったいない。
あと、アニメの劇場版にしては珍しく近畿が舞台だったので、見たことある景色がイッパイなのは良かったですw

来週は「若おかみは小学生!」を見に行きます。
TVアニメは「とりあえず1話」枠で、全然期待していなかったのに、どんどん面白くなっていったので、映画も超楽しみです。
トレーラー見ただけで泣きそうになるので、ハンカチをいっぱい持って行かないとw