2021年6月6日日曜日

Oculus Quest 2で始めるVTuber計画 Part3(バーチャルモーションキャプチャーの基本設定)

Part2のつづきです。

Part1で、基本的なスタンドアローン設定から、Oculus Linkの有線接続、そして無線でOculus Linkの接続を行いました。
Part2で、Steamのゲーム及びSteamVRを使用できるように設定しました。
Part3では、バーチャルモーションキャプチャー、通称ばもきゃとかVMCとか言われている3Dモデルを各種のVR機器で動かすソフトウェアのセットアップを、テスト用のモデルを使用して行っていきます。

1 バーチャルモーションキャプチャー(以下VMC)をダウンロードします。無料版はBOOTHからダウンロードできますが、後ほど登場する「EVMC4U - EasyVirtualMotionCaptureForUnity」など、ツールを介してUnityと連携するなどするための、VMCのモーションデータの送信機能(OSCモーション送信)はpixiv FANBOXによる支援者限定の機能となっています。月300円からで、その時のバージョンをダウンロードするだけなら、1か月で中止しても大丈夫です。ただし、精力的に機能追加がなされているので、継続的に支援するのも良いかと。


ダウンロードして、解凍後は、インストールなしで使えるタイプなので、フォルダごと任意の場所に設置します。


2 テスト用のモデルとしてニコニ立体の「アリシア・ソリッド」ちゃんをダウンロードします。ダウンロードするのはVRM形式の方になります。


同じくダウンロード、解凍後は任意の場所に保存します。

3 VMCを起動します。同時にSteamVRも自動的に起動し、ステータス画面が表示されます。

4 VMCの「コントロールパネル」→「VRM読込」をクリックするとVRM読込画面が表示されるので「VRM読み込み」をクリックして先ほどダウンロードしたアリシアちゃんのVRMファイルを読み込みます。ライセンス情報が表示されるので、「同意して読み込み」をクリックすると、VMCのメインウィンドウにアリシアちゃんが表示されました。



5 Oculus Quest 2を装着し、Oculus Linkを接続します。バーチャルデスクトップを起動すると作業中のPCのデスクトップが表示されるので、「キャリブレーション」を選択します。キャリブレーション画面の「キャリブレーション」を選択すると5秒カウントダウンがはじまりますので、その間にモデルと同じTポーズを取ります。

6 コントローラーの動きに合わせてアリシアちゃんが動くようになりました。


つづく。

Oculus Quest 2で始めるVTuber計画 Part2(Steamとの連携)

Part1のつづきです。
Part1では基本的なスタンドアローン設定から、Oculus Linkの有線接続、そして無線でOculus Linkの接続を行いました。次にSteamのゲーム及びSteamVRを使用できるように設定していきます。

1 Steamのサイトを開き、Steamクライアントをダウンロードしてインストールします。アカウントを持っていなければ、アカウントを作成してログインします。アカウントの作成要領はよくある手続きなので省略します。




2 PCのOculusアプリの「設定」→「一般」→「提供元不明」をオンにします。


3 Air Linkまたは有線でPCと接続し、Oculus Rift版のVRのホーム画面でショートカットのリストから「バーチャルデスクトップ」を選択します。

4 VR上に接続したPCのデスクトップが表示されるので、Steam版のゲームアプリを起動すれば、VR上でSteamのゲームを実行することができます。これでSteam版BeatSaberもできるよ、やったね。

5 次にSteamVRを使用できるようにします。PCのSteamクライアントでSteamVRを検索してインストールします。

6 3、4と同様の手順でSteamVRを起動し、画面にVRヘッドセット及びコントローラーの接続状況が表示されれば正常動作OKです。


Part3につづく。

2021年6月3日木曜日

Oculus Quest 2で始めるVTuber計画 Part1(基本セッティング、有線Oculus Linkの接続、無線(Air Link)Oculus Linkの接続)

Oculus Quest 2を買いました。
本来の目的は、新しい創作ワークフローを組み立てたいというもの。
MMDで色々作ってきましたが、モーションを作るのは、あまり好きにはなれませんでした。
モーションキャプチャーは昔から憧れがあったのですが、あまり床にベースを置いたり配線だらけになることは、家がルンバ運用しているだけに避けたいところで、まずはシンプルなOculus Quest 2で試してみようかな、といったところ。
ハマったらもっと高級な何かに移行するかもしれませんが、とりあえずBeat Saber面白いねw

1 とりあえず、基本的なスタンドアローンセッティングをします。Oculus Quest 2を運用するにはfacebookアカウントが必須なので、持ってなければ取得します。そしてOculusアプリを入れてfacebookアカウントでログイン、あとは本体を起動して指示通り進めばスタンドアローンのセッティングは簡単に行えます。そうそう、Quest 2 Eliteストラップと、眼鏡の人は組み込み式の眼鏡を合わせて用意するのがおススメです。眼鏡用のアタッチメントが本体に添付されていますが、まあしんどいです。

2 公式サイトからOCULUSソフトウェアをダウンロードしてインストールします。あとは指示に従って接続すれば、PC用のホーム画面が立ち上がります。












3 有線で接続できたので、無線での接続に切り替えます。
・PCのOculusアプリで「設定」→「ベータ」→「Air Link」をオンにします。

・Oculus Quest 2を装着し、「設定」→「テスト機能」→「Air Link」をオンにします。
Oculus Quest 2の「クイックアクション」→「Oculus Air Link」を選択し、使用するPCが表示されるので「マッチング」し、「起動」します。

Part2につづく。

2021年5月29日土曜日

【旅行記】2021年5月29日 茨木市 若園公園 バラ園

茨木市の若園公園のバラ園を見に行きました。
最近、ラウンドワンが閉店してDDRができないので、10km~20kmのウォーキングをちょいちょいすることで、何とか運動不足を凌いでいます…
α7SIIIを買ったこととか、ご無沙汰の音楽、動画系創作も、ボチボチ再開しようと思い、ジンバルで動画も撮っているのですが、お出かけにジンバルがとにかく邪魔で、もう少し小型で持ち運びしやすい形状にならないものかなあ、なんて思っている今日この頃です。かと言って、耐荷重ギリギリの機種は、ギリギリ入っているから良いというものでもなく、バランスを完璧にして辛うじて使えるレベルなのでした。
AirCross2→MiniP→Weebill S
まだジンバル探しの旅は終わりません…

















2021年5月4日火曜日

α7S III & α7R III LRTimelapseを使用した昼から夜のタイムラプス

星空のタイムラプスも少し撮りなれてきた今日この頃、今まで何回か、星空から夜が明ける部分までタイムラプスを撮ってみたことがあるのですが、見事に夜明けまでに真っ白になりましたw

何が難しいって、昼と夜は明るさが全然違うんですよね。

星空のタイムラプスであれば、マニュアル露出で1枚撮りのセッティングと同じまま連続撮影をすればいいので、考えることは撮影間隔ぐらいで済むのですが、昼から夜、夜から昼となるとそうはいきません。

まだ本格的に星景を絡めた作品は撮れていないのですが、何度かの習作で、少しコツをつかんだので、自分用&流れ着いた誰か用に備忘録しておきます。

基本的な露出の仕組みや星景の撮り方は知っている前提で進めますので、それらが分からない方は、ググって先にそれらを習得してからご覧ください。

表題のとおり、ソニー機を前提とすることと、できるだけ手動管理を無くし、カメラの露出制御に任せるポリシーでワークフローを組み立てています。

1 撮影
・手振れ補正はOFFにします。

・フォーカスをマニュアルにします。

ISO AUTO低速限界を設定します。基本は夜に想定しているシャッタースピードを設定すると良いでしょう。星景を含む場合は一枚撮りの時の秒数となります。

ISO AUTO 下限と上限を設定します。基本は昼に想定しているISO感度を下限に、夜に想定しているISO感度を上限に設定すると良いでしょう。

・インターバル撮影間隔はお好みで良いですが、私は30秒間隔で撮り、24fpsで仕上げることが多いです。星景などで想定シャッタースピードを超えてはいけない場合は、インターバル撮影間隔をISO AUTO低速限界と同じにします。※

・インターバル撮影の設定で、AE追従感度を「低」に(露出の変動が激しいとタイムラプスがちらつくため)、インターバル時シャッター方式を「メカシャッター」に(電子シャッターで露出1秒を超えると激しいノイズが出るため)、撮影間隔優先を「入」(撮影間隔がバラつくとタイムラプスの動きがぎこちなくなるため)にします。

・星景~夜明けのタイムラプスであれば、一度Aモードで星景を撮影し、自分が想定するシャッタースピードとISOになる露出値を測定し、その値をISO AUTO低速限界とISO AUTO上限にすれば予期せぬ露出になりにくいと思います。

※ISOオート低速限界とISOオート範囲の両方を設定し、両方の限界値においてなお露出アンダーになる場合、ISOオート低速限界を無視してシャッタースピードを落としてしまいます。
実は、インターバル撮影の撮影間隔優先を入にすれば、インターバル撮影の撮影間隔よりも長いシャッタースピードは設定されなくなるので、保険として擬似的にシャッタースピード上限を設定できます。

2 LRTimelapse
・LRTimelapseを起動し、左のツリーからRAWファイルが入っているフォルダをクリックします。自動的に解析が始まり、解析が終われば各ファイルの一覧がパラメータとともに表示されます。

・Keyframes Wizardをクリックします。自動的にキーフレームが生成されます。ここで生成されたキーフレームは、この後、Adobe Lightroom Classicで現像し、キーフレームとキーフレームの間は、LRTimelapseがスムーズに保管して自動的に現像パラメータを設定してくれます。
生成する数はNumber of Keyframesで、生成される場所はファイル一覧の左の◇マークをクリックすることで追加、削除することができるので、プレビュー下の▲マークをドラッグし、大きくシーンが変わるところを目安に生成します。

・Saveボタンをクリックします。

・Adobe Lightroom Classicを起動し、ライブラリを表示しておきます。LRTimelapseのDrag to Lightriim!アイコンをAdobe Lightroom Classicにドラッグ&ドロップします。

・Adobe Lightroom Classicに対象のファイル一覧が表示されるので、読み込みをクリックします。

・右上のフィルターをクリックし、01 LRT5 Keyframesをクリックします。

・LRTimelapseでキーフレームとして設定したファイルがフィルターされるので、現像します。

・現像が終わったらライブラリに戻り、現像したファイルをすべて選択して右クリックし、メタデータ→メタデータをファイルに保存をクリックし、現像したデータの現像情報を保存します。

・LRTimelapseに戻り、Reloadをクリックし、先ほど現像したデータを読み込みます。

・Auto Transitionをクリックし、現像したフレーム間を補完するデータを生成します。

・Visual Previewsをクリックし、現像&補完後のプレビュー映像を生成します。この作業にはかなり時間がかかりますので、気長に待ちましょう。プレビューに表示されるピンク色のカーブが完成したらOKです。

・Visual Deflickerをクリックし、輝度変化を平準化します。Smoothingのスライダーを動かしてプレビューに緑色で表示される目標カーブを確認し、Applyをクリックします。あまり平坦にしすぎると変化に乏しい映像になるため、細かいピークを潰しつつ、大きなピークの値が変わらない程度のカーブにするのがおススメです。
 なお、細かい輝度変化が多い素材の場合、1回の実行では細かいフリッカーが残ることも多いため、Multi-path deflickerにチェックし、Max. passesを2以上の値にすることで、処理を複数回実行することができ、よりキレイに仕上がります。
 が、時間もその分かかります。

・Visual Deflickerが完了したらAdobe Lightroom Classicに戻り、ライブラリを表示します。右上のフィルターをクリックし、00 LRTs Full Sequenceをクリックして全表示に戻します。

・フォルダ内のファイルを全選択して右クリックし、メタデータ→メタデータをファイルから読み込むをクリックします。

・現像していなかったファイルも、LRTimelapseの補完に合わせて絵が変わります。進捗は左上のバーで確認することができます。

・フォルダ内のファイルを全選択した状態で右クリックし、ライブラリ内のフォルダーに移動をクリックします。

・左下の書き出しをクリックします。LRTimelapse書き出し専用のダイアログが表示されます。必要な設定を行って書き出しをクリックします。
 ここではまだ動画ファイルは生成されず、各RAWファイルを現像した結果を連番の画像ファイルで書き出します。
 後の主要なパラメータの説明は次のとおりです。
Output path:中間ファイルの保存先を設定します。
Name of the sequence:中間ファイルを格納するフォルダ名を設定します。
Resolution:中間ファイルの解像度を設定します。動画にするときにどこを切り取るかは最後にLRTimelapseで設定できるので、ここではOrignalにしておくのがおススメです。
Intermediary file format:中間ファイルの形式をJPGかTIFFで選択します。TIFFは非圧縮なので画質に有利ですが、ファイルサイズは大きくなります。
Bits:色深度を選択します。16ビットの方が画質に有利ですが、ファイルサイズは大きくなります。
LRTimelapse executable:LRTimelapseの実行ファイルが選択されています。変更する必要はありません。
Unattended:中間ファイル書き出しに続いてLRTimelapseによる動画レンダリングを行いたい場合はLastLRT render settingsにチェックを入れます。

・中間ファイル書き出しが終わると、LRTimelapseのレンダリングダイアログが表示されます。(LastLRT render settingsにチェックを入れている場合は自動的に前回のセッティングでレンダリングが始まります。)
 必要なレンダリングセッティングを行って、Render Videoをクリックします。
 なお、中間ファイルの解像度をOrignalにした場合は、この画面のPost Processingで動画のアスペクト比に合わせたトリミングを行います。ダイアログ中央のプレビューの赤い点線でトリミング箇所が表示されるので、Force ountput to 16:9にチェックを入れ、スライダーでトリミング箇所を調整します。

・完成!まだまだ細かいセッティングで詰めることもできるのでしょうが、まずは星景~夜明けとか夕焼け~星景とか撮ってみたいです。