2021年9月3日金曜日

Photoshopを使用して全周魚眼レンズの画像からリトルプラネットを作る

全周魚眼レンズを真上に向けて撮影した画像は、空が180度写っている丸い画像になります。これをPhotoshopを使用して、球面部分を地上(ほんの少ししか映っていませんが)にし、周辺部分を空にする手順を備忘録としてまとめておきます。

なお、ある程度Photoshopの基本操作は理解している前提の手順なので、細かいツールの内容はググってみてください。

1 Photoshopで画像を開き、楕円形選択ツールで画像のある部分を円形に選択して右クリック、選択範囲をコピーしたレイヤーを作成します。
 
2 長方形選択ツールで画像が中央に来るように正方形を選択し、イメージ → 切り抜き で正方形に切り抜きます。

3 イメージ → カンバスサイズ で 余白の大きさを整えます。現在の余白スペースと画像部分半径は、それぞれ出来上がりで
  ・余白スペース → 惑星半径
  ・画像部分半径 → 余白スペース
という風に入れ替わりますので、それを踏まえてサイズを決定します。


4 3のレイヤーを複製し、背景を黒に塗りつぶします。

5 フィルター → 変形 → 極座標 で「極座標を直交座標に」を選択します。


6 編集 → 変形 → 180°回転

7 フィルター → 変形 → 極座標 で「直交座標を極座標に」を選択します。


8 編集 → 回転 で好きな位置に回転します。

9 イメージ → カンバスサイズ で端のゆがんでいる部分を切り抜きます。


10 4で複製した際のレイヤーのバックアップを表示し、大きさと回転を合わせて惑星部分に配置します。

11 必要に応じて、惑星レイヤーにレイヤーマスクを適用し、グラデーションをかけると立体感が出ます。

12 完成!

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