2018年9月18日火曜日

(ネタバレ無し)【映画レビュー】ペンギン・ハイウェイ

映画「ペンギン・ハイウェイ」を見に行ってきました。

2時間とアニメ映画にしては長い作品でしたが、飽きずに楽しめました。
アオヤマ君、お姉さん、ハマモトさんを初めとするメインキャストの面々の心情とキャラクターが丁寧に描かれていて、楽しくなったり、切なくなったり、プンプンしたり、感情移入できて良かったです。

その一方で、物語の核となるエピソードは、ちょっと描写が足りないというか、強引というか、細けえことは良いんだよ、的な。
エピソードの起承転結をまとまり良く繋げるためには因果関係の説得力が必要で、それはSFとかファンタジーであっても変わらないんですよね。
「不思議な世界の出来事だから」で許され、何となく納得できる事、そうでない事は明確に存在し、その辺のさじ加減が視聴者とかい離すると、「何だかよく分からない話だなぁ」という印象が出るし、没入感が削がれるんです。
クライマックスは、「なぜそうなったか」がほとんど語られないまま怒涛の展開を見せ、見事に置いて行かれました…

キャラクターは魅力があっただけに、ちょっともったいない。
あと、アニメの劇場版にしては珍しく近畿が舞台だったので、見たことある景色がイッパイなのは良かったですw

来週は「若おかみは小学生!」を見に行きます。
TVアニメは「とりあえず1話」枠で、全然期待していなかったのに、どんどん面白くなっていったので、映画も超楽しみです。
トレーラー見ただけで泣きそうになるので、ハンカチをいっぱい持って行かないとw

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