2019年9月24日火曜日

youtubeの功と罪

youtubeの広告収入によるクリエイターのビジネスモデルが確立して、程度の差こそあれ、従来は埋もれて芽の出なかったたくさんのクリエイターがマネタイズ可能となったのは、喜ばしいことです。

一方で、一抹の寂しさも感じてしまうのは、まだニコニコ動画が全盛期だったころ、個人で1年以上かけてストップモーションアニメーションを作った人とか、動画マスクの自動化が今ほど高性能じゃない時代に30分アニメのキャラをマスクで抜いて別の動画を合成した人とか、採算とか生産性とかそんなものは頭の片隅にもない動画がありましたが、最近は減ったなあ、と。

VOCALOID界隈でも、既存曲を使って二次創作として素晴らしい動画を作る人は依然たくさんいらっしゃいますが、一次創作の作家さんは、主戦場がyoutubeになってから、
「動画、一枚絵の人増えたね」
と思ってしまったわけです。

プロフェッショナルは、技術も素晴らしいのですが、何よりお金を生み出せる能力がプロですよね。お金を生むためには、品質とコストは絶対マネジメントしないといけないわけです。
アマチュアは、当然ですが技術も機材もプロには勝てません。唯一勝てるとすれば、コストを度外視して品質に振り切った物を作ることができることだと思っています。

色々生産性とか思うこともありますが、
自分は単純に
「表現したい」
その欲求を追求したい

こう偉そうに言っている私も、登録1000人収益化は憧れではあるんですけどね…

何が言いたいかって、曲と動画を両方作るのはたいへん
というグチでした。

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